偽りの愛言葉
___シャッ。
試着室のカーテンが開いた。
「へ、変ですかね…?」
恥ずかしそうに俯く梓ちゃん。
え、超似合ってんじゃん!!
華奢なスタイルに小花柄の黄色のワンピースが、バッチリ合っている。
俺のセンスの腕も、なかなかじゃん。
「いいんじゃね…」
「本当?良かったです…じゃあ買ってきますね!」
「うん。」
なんでだろう。
いっつも適当に“可愛い”が言えるのに。
恥ずかしくて言えなかった。
試着室のカーテンが開いた。
「へ、変ですかね…?」
恥ずかしそうに俯く梓ちゃん。
え、超似合ってんじゃん!!
華奢なスタイルに小花柄の黄色のワンピースが、バッチリ合っている。
俺のセンスの腕も、なかなかじゃん。
「いいんじゃね…」
「本当?良かったです…じゃあ買ってきますね!」
「うん。」
なんでだろう。
いっつも適当に“可愛い”が言えるのに。
恥ずかしくて言えなかった。