偽りの愛言葉
服を買った後、近くのファミレスに3人で入った。


平日だというのに、沢山の人の声で店内は賑わっていた。


ほのかにコーヒーの香りも漂わせている。


大ちゃんが彼氏の友達だとか…


俺よりも先に知り合っていたとか…


超モヤモヤする~…!!


「ここなら座れるんじゃない?ちょうど空いたし。」

「そうだね。私は窓側でいいよ。」


でも…俺が先に知っていたかった。


ワガママかなぁ…。


「…風神さん?座らないんですか?」

「え?あ…座る!」


やべ、ぼーっとしてた。


まぁー、そのお陰で梓ちゃんに話しかけてもらったけど!!


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