偽りの愛言葉
「誰?隣に居る男…知り合い?」


やっと俺に気づいた元彼と目が合う。


「と、友達…!たまたま会って…いいかな?一緒でも…」

「どうも。」


軽くペコッと会釈をした。


俺が居る事で、都合悪そうにする元彼。


大事な話の時に見知らぬ男が居たら、そうなるのも当たり前か。


俺ら初対面だけど…手加減しないから。



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