偽りの愛言葉
もう期待しない。


当たり前って思うしか無いって、決めた。


それなのに……


『いいなぁ。朝に食べたいわ。』


風神さんは笑顔で褒めてくれた。


初めてだったから、戸惑っちゃった…。


まさに求めていたことを風神さんにしてもらうなんて。


…嬉しかった。


私を必要としてくれる人は居るんだって。


救われたの。心が。


ありがとう…風神さん。



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