月が綺麗ですね
急に真剣な顔をして再び私を抱き寄せる。
「でも今はこうして俺の腕の中に風花がいる。それが俺にとってどんなに幸せがお前に分かるか?」
信じていいんですね?
声に出さずに私は下を向いた。
「風花、絶対お前を幸せにするから」
「...はい」
「それから...俺の名前は徹だ」
「こだわるんですね」
「お前を夢中にさせたいから」
静かな副社長室で私たちは何度も唇を重ねたのだった。
「でも今はこうして俺の腕の中に風花がいる。それが俺にとってどんなに幸せがお前に分かるか?」
信じていいんですね?
声に出さずに私は下を向いた。
「風花、絶対お前を幸せにするから」
「...はい」
「それから...俺の名前は徹だ」
「こだわるんですね」
「お前を夢中にさせたいから」
静かな副社長室で私たちは何度も唇を重ねたのだった。