月が綺麗ですね
三人でエレベーターに乗り込むと専務が口を開いた。
「徹くんもとうとうか?」
専務は私をチラリと見る。
「はい。彼女と結婚します」
って、えーーーー!?
徹さんたら何を言い出すのっ!
私たち結婚の話なんて一切してないじゃないっ!
ギョッとして徹さんを見つめるが、彼はそれに対して一切無視を決めこんでいる。
「そうか。おめでとう」
「ありがとうございます」
「玲子さんは進藤くんのことを褒めていたよ。君が進藤くんと結婚して親族の集まりの時などに彼女がいたら玲子さんも心強いだろう」
専務は徹さんの肩をポンポンと叩く。
ちなみに”玲子さん”とは三浦さんの下の名前だ。
「徹くんもとうとうか?」
専務は私をチラリと見る。
「はい。彼女と結婚します」
って、えーーーー!?
徹さんたら何を言い出すのっ!
私たち結婚の話なんて一切してないじゃないっ!
ギョッとして徹さんを見つめるが、彼はそれに対して一切無視を決めこんでいる。
「そうか。おめでとう」
「ありがとうございます」
「玲子さんは進藤くんのことを褒めていたよ。君が進藤くんと結婚して親族の集まりの時などに彼女がいたら玲子さんも心強いだろう」
専務は徹さんの肩をポンポンと叩く。
ちなみに”玲子さん”とは三浦さんの下の名前だ。