いつかきっと、この想いが届くまで。

そこで、あぁそうだって思い出す。



目が眩む程の閃光が差し込んで。


車のブレーキ音と、誰かの叫び声。


宙に浮いた身体。


痛いと思う間もなく、気を失って…




「────わたし、死んじゃったんだ…」


って。
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