シンさんは愛妻家
2日後、イブキに遅くなるから寝ておいて。と言って、
オトコどもを連れて飲みに行った。
そのバーは昔の友人の上司に連れて行かれた店で、
品が良く大人が集う、オトモダチの女の子が務めていた店だ。
まあ、この2年ほどは個人的なお付き合いはしなかったけど…
さっぱりした女の子でカナと名乗っていた。
予約を入れておいたから、お店で人気のカナとサキちゃんが付いてくれるはずだ。
まあ、キャバクラじゃないから品良く、大人しくと
オトコどもに言っておいたから大丈夫かなと思う。
店のドアを開けると、
「いらっしゃいませ」
と相変わらず、年齢の読めない和服のママが迎えてくれる。
「ママ、あいかわらず、綺麗だね。」とママの好きな豆大福を渡すと、
「ご予約ありがとうございます。
先生、お久しぶりね。
病院移ったんですって?」
「耳が早いね。
今日は若者ばっかりでごめん。
うるさくしないように釘を刺しといたから…」
「うふふ。若い子も歓迎よ」と妖艶に笑うママに後ろのオトコどもは釘付けだ。
半個室の場所に案内されると、
「カナです」
「サキです」
と2人が長い背中が開いたドレスでやって来る。
「レベル高い店ですね」とどいつも鼻の下を伸ばし気味だ。
当たり前だ。
ここは高級店。
女の子も磨きのかかったプロが揃ってる。
油断すると、身ぐるみ剥がれるぞ。
と心の中で言って、シナを作るカナに笑いかけた。
オトコどもを連れて飲みに行った。
そのバーは昔の友人の上司に連れて行かれた店で、
品が良く大人が集う、オトモダチの女の子が務めていた店だ。
まあ、この2年ほどは個人的なお付き合いはしなかったけど…
さっぱりした女の子でカナと名乗っていた。
予約を入れておいたから、お店で人気のカナとサキちゃんが付いてくれるはずだ。
まあ、キャバクラじゃないから品良く、大人しくと
オトコどもに言っておいたから大丈夫かなと思う。
店のドアを開けると、
「いらっしゃいませ」
と相変わらず、年齢の読めない和服のママが迎えてくれる。
「ママ、あいかわらず、綺麗だね。」とママの好きな豆大福を渡すと、
「ご予約ありがとうございます。
先生、お久しぶりね。
病院移ったんですって?」
「耳が早いね。
今日は若者ばっかりでごめん。
うるさくしないように釘を刺しといたから…」
「うふふ。若い子も歓迎よ」と妖艶に笑うママに後ろのオトコどもは釘付けだ。
半個室の場所に案内されると、
「カナです」
「サキです」
と2人が長い背中が開いたドレスでやって来る。
「レベル高い店ですね」とどいつも鼻の下を伸ばし気味だ。
当たり前だ。
ここは高級店。
女の子も磨きのかかったプロが揃ってる。
油断すると、身ぐるみ剥がれるぞ。
と心の中で言って、シナを作るカナに笑いかけた。