シンさんは愛妻家
「常盤先生!
ちよっと、私よ。ルミ子」
え?
オンナにしかみえないけど…
「…ルミ子さん?」
と僕がポカンと口を開けると、
「困るわ。なんで迎えにこないのよ!」
と僕の腕を掴んでグイグイ引っ張って外に連れ出している。
一緒のテーブルに座った奴らも驚いた顔で僕を見送るだけだ。
「…ルミ子さん。なんでここが…」
「イブキのバイト先の病院くらい知ってるわよ。」
「…やっぱり、イブキはルミ子さんのところ?」
と僕は立ち止まって言い、
「とりあえず僕の部屋へ」
と部長室の方向を指差した。
周りの好奇の目が僕に刺さる。
だって、夜の仕事をしていそうな大柄なおねーさんに腕を掴まれたままで、
引きずられるようにヨロヨロあるいているんだから…
ちよっと、私よ。ルミ子」
え?
オンナにしかみえないけど…
「…ルミ子さん?」
と僕がポカンと口を開けると、
「困るわ。なんで迎えにこないのよ!」
と僕の腕を掴んでグイグイ引っ張って外に連れ出している。
一緒のテーブルに座った奴らも驚いた顔で僕を見送るだけだ。
「…ルミ子さん。なんでここが…」
「イブキのバイト先の病院くらい知ってるわよ。」
「…やっぱり、イブキはルミ子さんのところ?」
と僕は立ち止まって言い、
「とりあえず僕の部屋へ」
と部長室の方向を指差した。
周りの好奇の目が僕に刺さる。
だって、夜の仕事をしていそうな大柄なおねーさんに腕を掴まれたままで、
引きずられるようにヨロヨロあるいているんだから…