シンさんは愛妻家
ルミ子さんのお店の裏に車を止め、
3階建のお店兼、自宅の裏口を開けると、
華やかな衣装に身を包んだ元、男のオネエさん達が店に出る準備をしていた。
いい男ねえ。とかやたらとボディタッチをうけながら、
はいはい。ダメよ、イブキの先生なんだから
とルミ子さんが注意してくれ、やっと住居部分の階段にたどり着く。
「イブキとタビィは3階にいるわ。勝手に連れて帰って」
と言ってくれ、
「ありがとう」と頭を下げると、
「2度と離さないで」
という言葉にはっきりと頷く。
僕にはイブキが必要だ。
あの笑顔がそばにいてくれるなら…
100歳まで生きてやる。
決して1人になんかしない。
そう決心して狭い階段を上がって行った。
3階建のお店兼、自宅の裏口を開けると、
華やかな衣装に身を包んだ元、男のオネエさん達が店に出る準備をしていた。
いい男ねえ。とかやたらとボディタッチをうけながら、
はいはい。ダメよ、イブキの先生なんだから
とルミ子さんが注意してくれ、やっと住居部分の階段にたどり着く。
「イブキとタビィは3階にいるわ。勝手に連れて帰って」
と言ってくれ、
「ありがとう」と頭を下げると、
「2度と離さないで」
という言葉にはっきりと頷く。
僕にはイブキが必要だ。
あの笑顔がそばにいてくれるなら…
100歳まで生きてやる。
決して1人になんかしない。
そう決心して狭い階段を上がって行った。