王星×神帝 幻の闇王(仮)1
それに対して、明李は…
【帝くん、今日会える?】
【帝くん元気?】
【帝くんに会えないの寂しい…】
【帝くん…私の事嫌いになった?】
と他の女よりも
大量にメールが送られてきていた。
他の女ならすぐに突き放したら、
俺を殴って離れていくのに。
明李だけは、
どんなに離してもついてくる。
俺を殴らずに、自分を傷付けて…
はぁ…
と溜め息を吐くと
【帝くん…今どこ?何してるの?会いたい。】
と送られてきた明李からのメール。
目覚めた朝からなんだよ。
そのメールを見て、
俺は立ち上がって外に出ようとしたが…
直里に止められた。