王星×神帝 幻の闇王(仮)1
「帝どこ行くの?
安静にしとかないとね?」
笑顔で俺の肩を掴んで言ってくる。
俺は、無言で
明李から来たメールを見せた。
「帝…」
と顔を歪ませてメールを見る直里
直里「帝、会いに行くの?」
行きたくねーが…
「あぁ」
と言うと
「帝さぁ…
もう遊ぶのやめたら?
帝のすることに対して、
今まで何も言わなかったけど…
帝が遊ぶ度にツラい思いをする子が増える。
期待させて振られる度に、
心に傷が出来る子が現れる。
帝もわかってるんじゃない?
また、あの時みたいになるかもしれない…」
と真剣に言う直里
直里に言われて
俺は、寄ってくる女に対して
何も感じず
俺は近寄ってくる女達の気持ちを
無視して弄んでいた。
それに、逃げてる自分にも。
「あぁ…。
そうだな。俺、女と縁切るわ」
今の俺に…
女といる資格なんてないし
そろそろけじめをつけないとな。