王星×神帝 幻の闇王(仮)1
「世愛?熱でもあるの?」
と本気で心配する音愛に
「人がせっかく珍しくやる気出してるのに
バカにしてる?
人のやる気を熱で片付けるとか最低
さっさとやるよ」
と音愛を睨む
「あ、はい」
と珍しく縮こまる音愛
「あ、帝これ持っといて」
と世愛がパーカーとスマホを渡してくる
「あぁ」と受け取ると
「ねぇ、音愛の間抜け面見たくない?」
と怪しい笑みを浮かべる世愛
「そりゃ、見たいに決まってるだろ」
と応えると
「だよね…
日頃のストレス音愛にぶつけてくるから
音愛の間抜け面見逃さないでね」
と音愛の元へと向かうご機嫌な世愛
「世愛珍しくご機嫌だったね?」
と俺の左隣に居た直里
「あの世愛が…」
と顔を蒼白くして俺の右隣に居た皇
「久しぶりに本気出すだろうな…」
俺までワクワクしてきた