王星×神帝 幻の闇王(仮)1
「よし、準備は良いか?」
と鳳さんが二人に聞くと二人は頷いた
「んじゃあ、始め!!!」
鳳さんの掛け声で走り出す二人
最初はいい感じに競い合っていた
なのに残り少しってとこで
音愛が疲れを見せ
余裕な世愛に比べて
音愛は
「はぁっはぁ…マジ、ヤベッ」
といつもの余裕が消えていた
「ねぇ?音愛それで終わり?」
と聞く世愛に
「はぁっ…そんわけないじゃん!!!」
と笑顔で言うもキツそうにする音愛
そして、最後まで世愛に追い付けなかった音愛はポカーンと間抜けな顔をしてしゃがみこんだ。
「音愛本当、体力落ちたんだね
何か、がっかり」
と音愛に言って俺から荷物を受け取る世愛
何か、音愛が可哀想に見えてきた
「なぁ?音愛少し可哀想じゃないか?」
と俺と同じことを思った皇
「これ見ても、可哀想って思えたら凄いよ」と言ってスマホの画面を見せる世愛