王星×神帝 幻の闇王(仮)1
「知らぬ知らぬの内に、
あの女は神月家を壊しに来てるんだよね。
秀島くんと、山辺さんもあの女に脅されてるんだっけ?」と真顔で言う凛漆
「う…うるさい!!!
脅されてなんかない!!!
あの人は、私にチャンスをくれたの!!!」
と言ってどこに隠し持っていたのか
ナイフを手に立ち上がる山辺
「き…希沙?ちょ…お、落ち着いて」
と山辺を落ち着かせようとする蜂高
「邪魔しないで!!!
毎回毎回私の邪魔ばかりして…」
と言って蜂高を刺す山辺
突然の事に、逃げる斬魏の下っ端達
何が何だかよくわからず
神帝、王星の下っ端達も外へと避難させ
俺達は距離をおいた。
「殺しあいは他所で殺ってくれ。
これじゃ、戦うのも無理だ
俺は帰る。
秀島これの処理を頼んだ」
とこの状況にも関わらず本を閉じて帰ろうとする江南
和喜の前を通り過ぎた瞬間…
江南は倒れた。
和喜に首を切られて…
「お、おい…こいつら止めねぇーと」
と言う千に
「手遅れ…」と言う世愛
「あの二人は、あの女に洗脳されてる。
それに薬をやってる
俺達が止めに入ったとしても…
殺られるだけだ」
といつの間にか俺の隣に来た嘉木場
朱杏「刃物だけならまだ…」
「あれを見ろよ」と鈴斗が指指す。
和喜の腰には脇差し
そして、山辺の腰には拳銃
それを見た朱杏達は固まった
稔「このまま…
何もせずに見てるだけなんて」