王星×神帝 幻の闇王(仮)1



何もすることなく家では最低限の事だけをして眠りにつき、朝は制服に着替えて学校に向かう。


そんな日々を過ごしていた。






そんなある日、
私は江南に人気の無い中庭へと呼び出された



中庭に行くと、本を片手に眼鏡が落ちないようにもう片方の手で押さえる江南が居た


チラッと私を見て本にまた視線を写し

「蜂高、お前俺と付き合え」

と本から視線を外さずに言う江南



はぁ?何言ってんの?
勉強のしすぎで頭イカれた?

ってか教室でのキャラと違いすぎない?


「蜂高、聞いているのか?

俺と付き合え」
と本を閉じてもう一度命令口調で言う江南


「無理。

なんで私が江南と付き合わないといけないのよ!!!」



「そんなのあいつらに勝つためだ。

それに、お前山辺の事が好きだろ?」


と口角をあげて言う江南



何も言わない私に

「俺と付き合わなかったら、
学校の裏サイトに書き込んでやるよ」

と言う江南に



「っ…わかったわよ

付き合えばいいんでしょ」

と私は言った




私の返事を聞いた江南は本を片手に

「そんじゃ、これからよろしくな?

乙那…」

と言って笑いながら教室へと戻った行った




その日のうちに
江南と付き合う事が広まった。


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