王星×神帝 幻の闇王(仮)1


次目覚めた時には、神月君の弟皇君が居た

私達を起こした皇君は
凄い目付きで私達を睨んでいた


皇君に
「さっさと、服着てくれない?

後、着替え終えたらそこから一歩も動くなよ」
と言われて私達はその指示に従った


暫くするとバタバタと数人の走る足音と共に
ドアが開き栗東君と先生達が現れた


先生達と一緒に裏校舎を出て
相談室へと連れてこられた私達


先生の質問などは全部沙央ちゃんが答え
私は目の前に座る神月君を見ていた

光のない暗闇にいるかのように
暗い目をした神月君

その目に吸い込まれそう


そんなことを思ってると
神月君が視線を私へと向けた

私は神月君に微笑んだ




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