王星×神帝 幻の闇王(仮)1



強引に俺の腕を引っ張り歩く王星の総長



それに無言で着いて行く


(俺をどこに連れて行くつもりだ)



と思っていると…

連れてこられたのは
王星の溜まり場となっている屋上だった。




「え…えっと…あ、あの…」

戸惑った声を出してみると
「座れ」と命令してくる王星の総長


大人しく言うことを聞き、
その場に座ると



「お前、何者だ?」と突然の質問




何を言うと思ったら、何だよ突然。




「へっ?何者?えっ?ぼ…僕ですか?
普通の男子高校生ですよ?」



「…お前ふざけてんの?
こんな不良校にお前みたいなのがいるとかどう考えてもおかしいだろ

ってか、普通の男子高校生ってなんだよ
意味わかんねー…」
と俺を睨む王星総長



まぁ、確かに…?


不良校に俺みたいなのがいるのは
確かにおかしいし

普通の男子高校生って俺も意味わかんねー


取り敢えず、ここは…
怯えた振りをしてみると

「ねぇねぇ、君って何て名前?」

とさっきの可愛い顔の奴が
俺の服を掴み聞いてくる。




(凄い様になるな…)と思いながら 


「先に名乗れよ」と言いたくなった


ここでは、大人しくしておくのが身のためだと思い仕方なく名前を言うことにした。



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