王星×神帝 幻の闇王(仮)1




「俺、先生達呼んでくる」



着替え終えた帝と皇を残し、その場を離れた。





職員室にいた先生を数人呼び、


裏校舎に行くとさっきまで裸だった女達はいつ目覚めたのか着替え終えていて…


男達も目覚めて女達と一緒に正座をしていた。




帝はやっぱ…



何も写してないように…
何も感じてないように無表情でそれを見ていた。




事情を聞くと言われ、
相談室に連れて行かれた俺達。




男と女達は、

自分達が何をしたのか認めたが…
帝は口を開かなかった。




ただ一点を見つめ…




帝の代わりに、
俺達が答えられる事は俺達が答えた。




さっきまで、ずっと口を開かなかった


帝が「もう、どうでもいい」


と言って急に立ち上がった。







そして、相談室を出て行って
どこかへと走り出した。




< 52 / 240 >

この作品をシェア

pagetop