王星×神帝 幻の闇王(仮)1

神帝との出会い






ある日の夜、
俺と皇は帝の後をつけた。





次から次へと、喧嘩を売っていく奴等を
帝は倒し、


帝が帰ろうとしてるときに、帝の後ろから刃物を持った奴が現れた。



帝は、刺されても構わないと言うような感じに突っ立っていた。




俺達が「「帝っ」」と


刺されると思ったその時現れた人物。




それが…
当時、神帝王だった鳳さんだった。





「はぁ。お前な?何突っ立ってんだ?


どこの死にたがりだ!


それだと自殺志願者じゃねーか?」


と帝に言いながら刃物を持った奴を
蹴り飛ばし気絶させ、


刃物をしまうと隠れていたはずの俺達を見て



「はぁ…


あいつらってお前の、仲間だろ?


お前の事を大切に思ってくれてる奴がいる。

心配してくれてる奴がいる。


仲間のために生きろよな」



そう言って、帝の頭を撫で



「お前ら隠れてるようでバレバレだぜ?

そんなとこに居ないでこっち来いよ」

と手招きをしてくる。






俺達が帝の側に近付くと、


鳳「俺は、神帝王の鳳(オオトリ)だ。


お前らどっか入ってるか?

入ってねーなら、神帝に来い。」


と言ってくる。





「どこにも入ってないです…。」


と俺が言うと




「なら、入れ!

今から倉庫向かうぞ!!!」


と強引に俺達を連れて、
神帝の倉庫へと向かう鳳さん。




帝は迷惑そうに眉を潜めながら、渋々着いていく。







< 54 / 240 >

この作品をシェア

pagetop