2794文字の、拝啓お母さんへ。
私が「医者になりたい」と言ったら、わざわざ小学校受験をしてまで学費の高い進学校に通わせてくれて、


長い休みになると必ずどこかへ旅行に連れて行ってくれました。


それは現在も変わりません。



それに、ちょっと前、中2から中3にかけて私が荒れて、


財布からお金を盗ったり、嘘を塗り重ねて自暴自棄になっていた時に


里父も里母も、しっかりと向き合ってくれました。ビンタもたくさんされました。


「くそばばあ」と思ったり、取っ組み合いの喧嘩をしたりもしたけど、


私にとっては素敵な父と、母だと思っています。



つまり何が言いたいかというと、


私は今幸せです。


1年以上スマホを返してくれないことを除いて。(笑)


でも、それも勝手に使ってた私が悪いし、テストで頑張れば返してもらえると思うから、どうってことないですね。

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