真心の愛を君に......。 〜 運命の恋は結婚相談所で ~
湯船の中でウトウトしていた耳に突然飛び込んできた私を呼ぶ声。
アヒル隊長、今喋った......!?
私は驚きながらも、冗談半分でアヒル隊長に問いかけた。すると、まるで返事をかえすかのようにタイミングよく又、名前を呼ばれた。
「優花ーっ、もうすぐ風呂上がるー??」
今度は、はっきりと声の主が分かった。
バスルームの磨りガラスに揺れる背の高い影。私は彼の影に目を向けて返事をした。
「うーんっ、もう出るよーっ」
「裸のまま出ておいで。俺が身体を拭いてあげる」
「え〜っ! 恥ずかしいよぉっ......」
彼の、ストレートな申し出に私は驚愕しながら拒否しつつも、顔がニヤけてしまう。
磨りガラス越しに映る広務さんの手には大きなバスタオルが握られていて、彼は今か今かと私がバスルームから出てくるのを待っているようだ。
こんなに明るい場所で裸を”まじまじ”と、見られるのは恥ずかしい......。
でも、どうしてかな。私の身体は、バスタブを出て”いそいそ”と、彼が待つ脱衣所の方へと足を進めている。
私は、そーっと、バスルームの扉を数センチだけ開けて、扉の隙間から目だけを覗かせた。
すると、磨りガラスの向こうから、ひょっこりと、涼やかな二重瞼が現れた。
「見つけた」
アヒル隊長、今喋った......!?
私は驚きながらも、冗談半分でアヒル隊長に問いかけた。すると、まるで返事をかえすかのようにタイミングよく又、名前を呼ばれた。
「優花ーっ、もうすぐ風呂上がるー??」
今度は、はっきりと声の主が分かった。
バスルームの磨りガラスに揺れる背の高い影。私は彼の影に目を向けて返事をした。
「うーんっ、もう出るよーっ」
「裸のまま出ておいで。俺が身体を拭いてあげる」
「え〜っ! 恥ずかしいよぉっ......」
彼の、ストレートな申し出に私は驚愕しながら拒否しつつも、顔がニヤけてしまう。
磨りガラス越しに映る広務さんの手には大きなバスタオルが握られていて、彼は今か今かと私がバスルームから出てくるのを待っているようだ。
こんなに明るい場所で裸を”まじまじ”と、見られるのは恥ずかしい......。
でも、どうしてかな。私の身体は、バスタブを出て”いそいそ”と、彼が待つ脱衣所の方へと足を進めている。
私は、そーっと、バスルームの扉を数センチだけ開けて、扉の隙間から目だけを覗かせた。
すると、磨りガラスの向こうから、ひょっこりと、涼やかな二重瞼が現れた。
「見つけた」