真心の愛を君に......。 〜 運命の恋は結婚相談所で ~
「目に入ったゴミ、取れました......っ。もうっ、大丈夫ですっ」
うん。本当に、もう大丈夫。
広務さん、ごめんなさい......。
疑ったりして......。
私は、くるりと彼の方に向き直り笑顔を見せた。
すると、同じように。彼も私に笑顔を向けた。
鏡のように向かい合った笑顔に、私は彼と気持ちが通じ合った気がした。
それが嬉しくて、私は又笑った。
すると。私の笑顔を見た広務さんの肩から、力が抜けたのが分かった。
「今日は遅くなって、すみません......」
違う、広務さんは遅くなってなんかない。
「いえっ、私、今日早く来すぎちゃって......っ」
「こんな暑い所で長い時間待たせてしまって、すみません。車の中は冷房が効いているので涼しいですよ。さっ、行きましょう」
「今日、車で来たんですか?」
「はい」
そうか。どうりで、電車から降りて来ないわけだ。
てか、広務さん。車持ってるの?
すごい......。
ーーてか!
車って事は。これから車内という密室に二人きり......!!
うん。本当に、もう大丈夫。
広務さん、ごめんなさい......。
疑ったりして......。
私は、くるりと彼の方に向き直り笑顔を見せた。
すると、同じように。彼も私に笑顔を向けた。
鏡のように向かい合った笑顔に、私は彼と気持ちが通じ合った気がした。
それが嬉しくて、私は又笑った。
すると。私の笑顔を見た広務さんの肩から、力が抜けたのが分かった。
「今日は遅くなって、すみません......」
違う、広務さんは遅くなってなんかない。
「いえっ、私、今日早く来すぎちゃって......っ」
「こんな暑い所で長い時間待たせてしまって、すみません。車の中は冷房が効いているので涼しいですよ。さっ、行きましょう」
「今日、車で来たんですか?」
「はい」
そうか。どうりで、電車から降りて来ないわけだ。
てか、広務さん。車持ってるの?
すごい......。
ーーてか!
車って事は。これから車内という密室に二人きり......!!