真心の愛を君に......。 〜 運命の恋は結婚相談所で ~
彼は自ら唇を離しておきながら、尚も熱の籠った眼差しを私に向けて吐息とも思えるほどの妖艶な声音で問いかけた。
「な......に......?」
私は疼きが止まない身体を持て余しながら、か細い声で彼に応えた。
あまりにも、消え入りそうな声だったからだろうか?
彼には私の呟く様な返事が、まるで耳に届いていないようで、問いかけた時のままの熱い眼差しで私を言葉なく見つめ続けていた。
沈黙に困惑し始めた私が彼に再び言葉を掛けようとした時、ようやく彼はキスの余韻が残る柔らかく濡れた口元を緩ませた。
「一緒に風呂入ろっか?」
彼は私の頬にかかった髪を長い指先に絡ませると首筋をたどり背中へと、まわしながら魅惑的に誘った。
髪に触れられて、首筋を指先でなぞられて、背中を撫でられる......。私は震える様な快感に一瞬、理性を失いかけながらも、彼への恋心と同等の羞恥心が勝り、どうしても首を縦に振ることができなかった。
なによりも。彼と初めて裸で抱き合う時は、ベッドの中がいいーー。
「......恥ずかしいから、ヤダ」
拗ねた様に抵抗する私に彼は困惑しつつも、愛しげな眼差しを向ける。
「どうしても嫌?絶対に?」
「......うん」
「俺が優花の身体も髪も全部隅々まで、丁寧に洗ってあげるから」
「やだぁ......、明るいもん」
「明るいから、いいのに......」
「な......に......?」
私は疼きが止まない身体を持て余しながら、か細い声で彼に応えた。
あまりにも、消え入りそうな声だったからだろうか?
彼には私の呟く様な返事が、まるで耳に届いていないようで、問いかけた時のままの熱い眼差しで私を言葉なく見つめ続けていた。
沈黙に困惑し始めた私が彼に再び言葉を掛けようとした時、ようやく彼はキスの余韻が残る柔らかく濡れた口元を緩ませた。
「一緒に風呂入ろっか?」
彼は私の頬にかかった髪を長い指先に絡ませると首筋をたどり背中へと、まわしながら魅惑的に誘った。
髪に触れられて、首筋を指先でなぞられて、背中を撫でられる......。私は震える様な快感に一瞬、理性を失いかけながらも、彼への恋心と同等の羞恥心が勝り、どうしても首を縦に振ることができなかった。
なによりも。彼と初めて裸で抱き合う時は、ベッドの中がいいーー。
「......恥ずかしいから、ヤダ」
拗ねた様に抵抗する私に彼は困惑しつつも、愛しげな眼差しを向ける。
「どうしても嫌?絶対に?」
「......うん」
「俺が優花の身体も髪も全部隅々まで、丁寧に洗ってあげるから」
「やだぁ......、明るいもん」
「明るいから、いいのに......」