真心の愛を君に......。 〜 運命の恋は結婚相談所で ~
「甘く溶け合う」
あー。
広務さん、
良いカラダしてたなぁ。
逞しい腕、引き締まった腹筋と背筋、厚い胸板ーー。
そんな男らしい彼の胸に抱かれた私は......、
寝ちゃった。
最後まで行かずに。
なんてこと。
翌日から彼は、二週間ニューヨークだって分かってたでしょ!!
この大馬鹿野郎!!
と、あの夜の自分に言ってやりたい。
何よりも、彼に申し訳なかった......。
私が号泣したばかりに。広務さんはバットを振れずに、空振り三振、送りバントのまま。ニューヨークヤンキースの本拠地へと旅立ってしまった......。
だけど、あの夜。彼へ全てを打ち明けられて本当に良かった。
母との思い出。それから、
涙が溢れるくらい、広務さんの事が好きだってことーー。
そんな私へ、彼は誓ってくれた。
”愛してるって伝え続ける”
広務さんは誓い通りに、忙しい仕事の合間を縫って毎日ニューヨークから電話をくれた。だけど、彼からの電話越しの”愛してる”を聞くと余計に会いたくなって......。
私は、この二週間、独りのベッドで長い夜に身悶えていた。
それは、きっと彼も同じ。
でも、ようやく今夜......。
広務さん、
良いカラダしてたなぁ。
逞しい腕、引き締まった腹筋と背筋、厚い胸板ーー。
そんな男らしい彼の胸に抱かれた私は......、
寝ちゃった。
最後まで行かずに。
なんてこと。
翌日から彼は、二週間ニューヨークだって分かってたでしょ!!
この大馬鹿野郎!!
と、あの夜の自分に言ってやりたい。
何よりも、彼に申し訳なかった......。
私が号泣したばかりに。広務さんはバットを振れずに、空振り三振、送りバントのまま。ニューヨークヤンキースの本拠地へと旅立ってしまった......。
だけど、あの夜。彼へ全てを打ち明けられて本当に良かった。
母との思い出。それから、
涙が溢れるくらい、広務さんの事が好きだってことーー。
そんな私へ、彼は誓ってくれた。
”愛してるって伝え続ける”
広務さんは誓い通りに、忙しい仕事の合間を縫って毎日ニューヨークから電話をくれた。だけど、彼からの電話越しの”愛してる”を聞くと余計に会いたくなって......。
私は、この二週間、独りのベッドで長い夜に身悶えていた。
それは、きっと彼も同じ。
でも、ようやく今夜......。