世界が思いどおりになったら1幕「覚醒」
「安くんまた印鑑わすれたの、ちゃんと明日持ってきてね」

雪がいつもの事務的な口調で言った


「マジ、マジ島田さんだ、女は怖いやこんなに変わるなんて」

乾杯して少し飲み始めたところで

「所で安話ってなんだい」

「実は俺たちデビュー決まったけど、バンド名がいまのままじゃダメだって言われてるん

だ、ほらロック色が強すぎるから、でさデビューできたのも内田さんのおかげだしみんな

で相談してバンド名つけて貰おうと思って」


うーん難しいなぁあまりロック色が強無くて、それでいてアイドルバンドぽく無い名前かあぁ

「ネフレーアってのどうだい」

雪がピクっとした

「どういう意味」

雪と俺のピアスを見せて、そのピアスの話をしてやった

「それいいよ内田さん、みんなどうよ」

全員が絶賛した

「よし俺たちは今日からネフレーアだ」
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