世界が思いどおりになったら1幕「覚醒」
「貧しい人や病気や怪我で働けない人達を保護するための支給金だろ」

「そのとおりだ、だがその生活保護を受けられる人はごく一部なんだ

詳しくは説明しないが色々な条件が有ってなかなか保護を受けられないのが現状だ

だけど体も悪くないし、生活も貧しくない奴がこの生活保護を受けてるケースが少なからず有る何故だと思う?」


「癒着か?」


「そうだ、担当者が審査を簡単にとおす癒着した団体の分はな、人数をあわせるため


本当に保護が必要な人はなんだかんだ因縁つけられ保護を受けられないんだよ」


ひどい話だが時々ニュースになる事を考えると現実に有るのだろう


報道されるのは氷山の一角だろうが



「生活保護の支給なんか、かなり小さい事だけどな。そんな小さなレベルから

つみ取る事ができるなら世の中変わるだろうな」


なるほどな、だがそんな事が出来るは神のみじゃないか

神はバチをあてないんだな、神の御心は凡人には、はかりしれぬ
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