世界が思いどおりになったら1幕「覚醒」
「まさか女房を愛してるとか言うんじゃねーだろーな」

いやそんな事は無いが
愛して無いとも言わない
けど

「やる事やってホテルから返せばいいべが、俺も泊まらないよ
ホテル代も面倒みるって、今日はゆりかごから墓場までだよ」

わけがわかない事
言い出した健二に
私は


「いや右手が動かないんだよ、うまく」

私は顔面強打した
顔を見せた

「えーなんで糖尿で?」

うん・・

「手足のシビレが強くでる事が有るんだよ、ここまでのは滅多にないけどね」


みょうに納得した
顔で健二は

「じゃーしょうがねーよな、また次な」

そそくさと出て行った
他のピンチヒッター
を探しに

多分次のお誘い
は無いだろーな

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