世界が思いどおりになったら1幕「覚醒」
馬鹿話してる間に料理
が運ばれてきた
「さー喰おうぜ」
健二は言うがはやいか
箸をとり、トンカツをつかもうとした、その瞬間。。
箸がポトっと落ちた
「どうした?」
「いやなんか手が、厚い手袋はめてるよーな」
健二は何度か持ち直したが
結局箸をもてず
ホークを貰って食べた
「おかしいなぁ、寝たとき腕下にして寝たからかな」
私の手のシビレに似てるけど
まさかね健二は一度も検査に
引っかかった事無いし
「あっそれから今発注してるシステムな、予算倍かけていいぞ」
健二の会社からの依頼で
顧客管理のシステムを
設計していた
「今の倍かけていいのか?」
「ああ、今回のお礼も含めてな」
助かる、ほんとに助かる
今月は乗り切れそうだ
健二の会社が時々
発注してくれるシステムは
小規模だがアルゴリズム
が確定しているソフトなので
利幅が大きく取れた。
予算を倍と言っても
これ以上でかくしても
しょうがないので
半分はくれると言う
意味だ
「サンキュー助かるよ」
「今回はお互い様だ」
健二はジョッキのコーラを
一気に飲むと、お代わりを
頼んだ
健二のその容姿を見るのは
この時が最後になった
が運ばれてきた
「さー喰おうぜ」
健二は言うがはやいか
箸をとり、トンカツをつかもうとした、その瞬間。。
箸がポトっと落ちた
「どうした?」
「いやなんか手が、厚い手袋はめてるよーな」
健二は何度か持ち直したが
結局箸をもてず
ホークを貰って食べた
「おかしいなぁ、寝たとき腕下にして寝たからかな」
私の手のシビレに似てるけど
まさかね健二は一度も検査に
引っかかった事無いし
「あっそれから今発注してるシステムな、予算倍かけていいぞ」
健二の会社からの依頼で
顧客管理のシステムを
設計していた
「今の倍かけていいのか?」
「ああ、今回のお礼も含めてな」
助かる、ほんとに助かる
今月は乗り切れそうだ
健二の会社が時々
発注してくれるシステムは
小規模だがアルゴリズム
が確定しているソフトなので
利幅が大きく取れた。
予算を倍と言っても
これ以上でかくしても
しょうがないので
半分はくれると言う
意味だ
「サンキュー助かるよ」
「今回はお互い様だ」
健二はジョッキのコーラを
一気に飲むと、お代わりを
頼んだ
健二のその容姿を見るのは
この時が最後になった