世界が思いどおりになったら1幕「覚醒」
「ほんとですね、うれしい」

雪は体を半回転させるかっこうで抱きついてきたそのはずみで薄い毛布がベッドから落ちた

まのあたりに雪のプロポーションを見た背中からヒップへのライン、ウエストのくびれこんなすばらしい体は映画テレビでも見たことがない

少し興奮したのか雪はうすく汗をかいていた、その汗のなんとも言えない匂いとその

汗でしっとりした肌の感触が人間離れしていた、もう戻れないかもしれない

それにしてもこの雪の態度はなんだろう、いくら好きと言ってもまるで教祖をあがめる信者みたいだ
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