世界が思いどおりになったら1幕「覚醒」
雪はふくを着替えて化粧もしたいと言うので雪の家に6時にむかえに行った

雪の部屋へ渡されていた合い鍵でかぎを開けて入った、まだ化粧をしていた

「すぐ終わるからチョット待ってください」

化粧をして服を着替えコンタクトにした雪はあいかわず美しかった

「どこでデートするんですか」

「生方に行こう、あそなら知り合いもいないし一緒に歩けるだろ」

車で一時間ほどのここよりかなり大きな街だ

「やったー」

また抱きついてきてキスしてきた

「馬鹿だな、口紅つけなおしだ」

「うふふ」

雪は最近化粧が上手くなりチョット見ると19から20ぐらいにも見えた

街を歩くと雪はすぐに腕を絡めてきた、さえない中年とスタイルとルックス抜群の雪が

腕を組んで歩いているのだイヤでも目立った

「雪お礼がなんかしたいんだけど何がいい」

「なんでも聞いてくれますか?」

「俺に今できることなら、なんでもいいよ」
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