世界が思いどおりになったら1幕「覚醒」
「何をお探しですか?」

「ペアーのピアスを探しています」

店主に答えた、そのタイミングで雪が私に近づいたので店主が

「お嬢さんとおそろいのピアスですか、優しいお父さんですね」

店主がいった瞬間、雪が

「妻です」
店主をにらみつけた

「気にしないでください、若くみられるもので時々言われます」

ばつが悪そうに店主が

「こちらなどいかがですか?ブルーダイヤモンドのペアーのピアスですここまでの物はめったに出ないですよ」

値段を見てぶったまげた200万なり、とても買えない全財産30万だ

しかしとても綺麗だ、なんと言っても引き込まれそうな奥にある光がなんともいえない美しさだ

くそー欲しい、月賦はできるのかな雪も気に入ったみたいだ顔を見れば分かる、こんなもん欲しいと持ったのは初めてだ


「このピアスは持ち主を選ぶのです、ここに店を開いて50年になりますがこのピアスを欲しがったのあなた方だけです」

「じじいの話でも聞いて見ますか」
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