終わりで始まる進化論~第一部~




「リュカ君にあそこまでする必要あったの?シノミヤ。リュカ君は俺にも関係あるからって教えてくれようとしただけだよね?」




「お前には関係ねえよ」




「嘘だ!関係あるだろ、ネイティアは俺の母さんの名前だ!それを知られたくないから、シノミヤはリュカ君を脅したんだろ!それとも管理者とかノア達の事も知られたくなかったとか?どっちにしても、それを決めるのはシノミヤじゃない!」





「聞いても何も出来ねえだろうが。余計な暴走し兼ねねえ奴が情報を無駄に持つほど厄介なもんはねえんだよ」





「……だったら、今からバジルさんか、リュカ君に頼んで俺も対進化生物になる」




「お前なっ……、簡単に言って……」



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