終わりで始まる進化論~第一部~



切ない片想い、というよりは、主人にじゃれてる犬みたいだ。




残るはナツキ組である。



ノアの姿が先ほどから見当たらないものの、恐らくはきっとキッチンだ。




友人と出掛ける誘いにここまで緊張した事があるだろうか、と言うほどに心臓の音が大きく響く。






ナツキは常に積極性を保ち続けられるリュカを羨ましいと思うのだった。
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