Absolute Zero~無気力少年のstory~
そう、これはいつものことだ。

祐「なぁ、湊」

『なに?』

祐「さっき片田(かただ)が探してたぞ」

……マジか。最近俺、なにもしてねぇけど。

志優「みっくん、授業中によく寝てるからじゃない?」

祐「だな」

洸「よりにもよって、片田先生とかみっちゃん運悪いね!」

『洸黙れ』

はぁ…マジか。

その時、耳障りな黄色い声が外から聞こえてきた。

あぁ、またあいつらか。毎朝毎朝煩くて仕方ない。

祐「もうあの人たちの登校時間か」

洸「えっ、嘘!?」

志優「洸弄ってると何気に時間たつの早いわね」

志優は何気に毒舌だと思う。
< 5 / 7 >

この作品をシェア

pagetop