3人の王子様に捕まっちゃいました!?
「僕の彼女になる?
“あんず”ちゃん 」
「〜〜ッ!?」
好きではなくても、甘い顔と言葉で耳元で囁かれると、誰でもドキッとしちゃうよ...。
でも、私は...
「自分だけを、
好きでいてくれる人がいい...かな」
小さい頃から...ずっと、ずーっと夢見てた。
私だけを好きって言ってくれる人。
出会えたらいいなって。
「...っへ!?」
よく見てみると、クラス中の視線が私に...。
女子からは驚きの目線と、男子からは嬉しそうな視線。
わ、私...まずい事言っちゃった...?
「え〜!飯倉さん ありえなぁーい!」
「そーよ!大我を好きにならないなんてっ!」
女子からは少し痛い視線...。
そんな事言われても...
岡部さんに助けを求めるも、ドンマイっと頑張れポーズをするだけ。
「いやいや!
飯倉さん。俺らは君を待っていたよ!」
「そーだ!淡那以外の奴だっていいじゃないか!」
男子からは手を握られ、女子からは肩を揺さぶられる...。
ドクン.........