3人の王子様に捕まっちゃいました!?
「ふふっ...あんちゃん、何変な顔してるの?」
ぎゃーぎゃー言っている菜々花ちゃんと晴君を外に、淡那君と幾斗君が声をかけてきた。
3人の正体と住む世界について物理的に考えてました...なーんて言えない。
「なんか...色々な意味で驚いてたの」
って言うと、幾斗君が ぶっ...っと吹き出す。
「...お前の言うとおり、おもしれーわ」
いつも無表情な幾斗君が笑っているのはレアかな?
片手で淡那君の肩を掴んで笑い震えてる。
「...?」
私が不思議そうに言うと、淡那君達は なんでもないと言った。
ってゆーか...
「2人揃うと...オーラが違うねっ...」
周りの女の子達なんて目がハートさんだよ。
キラキラキラキラキラキラ......
人が眩しいって言うのは こういう事だ。
「杏、せっかく来たんだしっ!
ほとんど全部 制覇しよっ?」
菜々花ちゃんが、私の右腕に手を絡めてきた。
...友達っぽい...!
「うんっ!」
ワクワクの遊園地、スタートです!