野獣の食事

美少女との遭遇

近くの歩道に座りこみ、誰かこないかビール飲みながら待つ晃。

時刻はもう午前3時を回っている。

いくらなんでもこんな時間には誰もこないだろーなー。

薄々わかってはいる晃は、歩道から見える夜空を眺めて、今夜はここで寝るかと思っていた。

もともと、晃の実家は小さな八百屋をしていた。

小さい頃から親の仕事を手伝って、朝早くから市場に仕入れに行ったものだ。

晃が見ている星空は、小さい頃から見てきた夜空。

しかし、生まれ育った実家の八百屋はもうない。

晃は昔を思いだしながら、ちょっとセンチな気分になっていた。

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