野獣の食事
…ハァ…

…ハァ、…ハァ…

木陰に近寄って見ると変な声がしている。

!!!!

…読めた…

なんていうことだ…

こんな可愛い女の子達が、なんでオレの呼びかけに答えないかということが。

答えは簡単。

独り遊び用の凄い道具が出たんだろう。

だから、晃に見向きもしなかったんだろう。

晃は真剣に悲しくなりながら、しかし怒りを覚えながら近づく。

そんな、道具なんかに頼らなくても…

オレがイー事するのに…
ブツブツ独り事を言いながら木陰から除いて見た。

さーて、どんな道具を使っているんだー??

どれどれ。

木陰で女の子はしゃがんでいる。

体はしゃがみ込みながらだが、顔は空を見上げ虚ろな眼差しを向けている。

虚ろな眼差しで、口からヨダレを垂れ流し、下を見ると失禁している。

晃は非常に強い嫉妬を、晃が考えるモノに対して 感じていた。
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