男嫌いな僕と新撰組。

「春の草ぁあーーーー！！五色まで覚えけりぃーー！！なんで全部覚えれないんだよーーー！！あほーー！」


「うるせぇ！！！おま…っ！さっきから声でかいんだよぉおおー！！あと、あほじゃねぇえ！！覚える気がないだけだ！」


きみも十分大きい声出してるし、てか覚える気ないだけだって覚える気出しなよ

そっちの方が問題だよ


「総司は副長の秘密を知っているんだな……副長、何故総司に…何故俺じゃないのですか……」


『え、そこ？しかも嫉妬してるの？』


どれだけ敬愛してるんですか、一さん


《副長はすごいんだ》

あ、こっちの一さんも副長大好きなんですね……

てか、すごいって何ですか

結構、あやふやじゃん



『……はあ』


このままだと疲れる。

そう思った僕はある行動に出た
















『きゃあぁあああああっ！だれかきてくださぁーい…っ』



助けを求めた


せっかく女の姿してるんだから

'女'を使わなきゃ