年下彼氏
5つの条件とお試し恋愛
「美奈子、それうまい?」
で、結局亮介は休み時間のたびにやって来て、今日は昼ごはんまで食べてるわけだ。
一緒に食べてる真紀は、亮介が持ってきたいちごミルクに免じて何も言わない。
「真紀、平然と食べてないでなんとか言ってやって」
「ん?いいんじゃない?貢ぎ物のいちごミルク、私好きだし」
「美奈子、また眉間にしわ」
持ってきたでっかい弁当を食べながら亮介が笑って言う。
わかんないかな?原因はあんただってば。
「あんたのせいなんだけど」
その言葉に亮介がさも嬉しそうに笑う。
「それは嬉しいな」
・・・逆効果か。