いつでも貴方を思うから
愛美said

こないだの事があって、朝は1人で学校へと向かった。
一歩一歩の足が重く、原因はすぐに自分でも気づいていた。

亀と同じくらいノロノロと階段を上り、
ゆっくりドアを開けた。

[おはよ〜愛美!!]

『おはよ〜〜!!』


友達にバレないようにいつも通り接していた、、、
つもりだった。



でも、、、





«だからね!!ほんとやばい»

「俺もそう思ったもん」

«だよね!笑»

「あっ、」
「おはよ〜、愛美」
「ちょっと話g...」

『ななみ!C組いかない?』

[いくいく!!]

『じゃあ行こーう!!』






私は、弘太に話しかけられたのに、言っていたことをさえぎってしまった。
ついでに言えば無視もした。
好きな人に話しかけられるのは嬉しいのに、
なんでこんなにも悲しい気持ちになるんだろう。
忘れたくても忘れられない。

あの2人私の前でキスしたのに、普通に話している。
もしかしたら、、、。。


私は、陽菜と弘太が付き合っているのだと、。
確信した。
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