いつでも貴方を思うから
『どうしようかね、』

「うん、どーしよ」




二人の声が響く教室。

校庭からは、賑やかな声。


少し緊張していた。二人とも。


『とりあえず、バスはこの時間にしていいね?』

「うーん、。よし!大丈夫!」

『あと決めることは、、、』

「なあ、愛美。」

『んー、え?どうしたの急に』

「言いたいことがあるんだ」

『なに?』


「あのときは本当にごめん。」
「申し訳ないと思ってる」


『あ、ああ。全然大丈夫だよ、』
『気にしてないし』


「気にしてないとか、、嘘つくなよ。」
「だったらなんで話そうとしても避けるんだよ」
「なんでなんだよ!!!」


『だってそれは、、、、』
『弘太と陽菜が付き合ってるから』
『だから、、だから話さなかったの!!!』


「ちがう、、ちがうよ、、、」
「ちがうんだよ!!!」


『なにがちがうの!?』
『ねえ!!答えてよ!!』

「俺の好きな人は陽菜じゃないんだよ!!!」
「それに、あの時のキスは俺からじゃないんだ!」

『え、??』
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