いつでも貴方を思うから
「夏休みどう?」


『んー、勉強ばっかで疲れちゃう。』


「だよな!俺もだよ」
「だから、愛美に会えてほんとに良かった」


『私もだよ』
『ずっと弘太の事考えてた』


「おい、そんな事言うなよ」


『え、なんで?』


「可愛すぎるからだよ」


そういって、弘太は結んでいた手を、

ぎゅっと握り返してきた。


『えへへ』


「ああもう愛美可愛すぎ」


『嘘だーー』


「いや今日の格好とか俺なタイプすぎるわ」


『ほんとに?嬉しい♡』


「なあ、愛美。」



『んー?』



「今日家に親いないんだ。」
「旅行に、行ってる」


『そうなんだ、寂しいね』


「だから、俺んちに泊まらないか?」


『え、んー、いいよ。』
『弘太と一緒にいたいし。』


「そうか、じゃあ今日はイチャイチャしような」


『うん!笑笑』
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