【完】溺愛恋愛マイスターにぞっこん?! 〜仔猫なハニーの恋愛奮闘記〜
ここの所、なんだかひっきりなしに補佐宛にやって来るお客様。
同じ顔ぶれでもあるし、違う時もある。
それを不思議がっていると、センパイは私にふんわりと笑って、
「気になる?」
なんて聞いてくる。
いやいや。
1番気になってるのは、貴女では?
そうは思うも、私は曖昧に哂ってその場を濁した。
おかしい。
何かがおかしい。
なんだろう?
この絶大なる信頼は?
どこからそんな自信がやってくるのだろう?
今までのセンパイだったら、もっと不安そうな顔をするだろうに。
もしかして、これはもしかすると…?