【完】溺愛恋愛マイスターにぞっこん?! 〜仔猫なハニーの恋愛奮闘記〜


「はぁ…それさ、私に聞くー?」


場所は変わって、会社より少し離れたフレンチレストラン。
このレストラン「アムール」は、外装が隠れ家チックで私と愛未のお気に入りだ。
メニューは、スフレパンケーキが有名で、その派生で作られている、スフレビーフシチューが絶品。
ランチはそれを求める女子で埋め尽くされるけど、夜は大人のムード溢れるフレンチレストランとして稼働されている。

今夜は週中と言う事で、いつも溢れているお客さんもそんなにいない。

とは言え、寒空の下ほんの少しだけ待たされたけれど…。

 
そこで、料理の注文をし終えてから、先にオーダーしていた赤ワインを片手に愛未は溜息を盛大に吐いた。

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