【完】溺愛恋愛マイスターにぞっこん?! 〜仔猫なハニーの恋愛奮闘記〜
「でも。補佐真面目だし、良い人ですよねー?」
「それは、そうなんだけどね…?」
かぁ、と赤くなった顔を見て。
『あ、これはもう手を出されたな?』
と直感的に思う。
大人なんだから、そんなのあれだけイチャイチャしてたら、当然っちゃ当然だけど。
「別に、好きでも良くありません?」
「や、でもさ…ほら…彼の周りには綺麗な人いっぱいいるじゃない?」
ほう、そう来たか。
ならば…。
「そんなの関係ないですよ。補佐は眼中ないですもん。ていうか、外見とかよりも先に、ちゃんと仕事してる人の方が補佐は好きなんじゃないかなー?」
と、援護してみる。
すると。