【完】溺愛恋愛マイスターにぞっこん?! 〜仔猫なハニーの恋愛奮闘記〜
「うーん、そうですね…こんな感じでは如何ですか」
「……わぁ…」
「水美さん、肌がとても白くていらっしゃるので、少しトーンを落とした赤がお似合いかと…」
シャっと目の前のカーテンを開けられると、そこには大きな姿見が備え付けられていた。
そこに映るのは…。
「まるで、お姫様、だな」
「え、瑛飛さん?!」
いつの間に入ってきたのか?
と、問う前に。
近くにいた筈の櫻井さんの姿が見えない事に気付く。
キケン………。
でも、もう遅い。