【完】溺愛恋愛マイスターにぞっこん?! 〜仔猫なハニーの恋愛奮闘記〜
「あっ!」
「今度は何?」
「し!仕事!!もう遅刻ー!」
「あぁ、それなら心配ない」
「へ?」
「ほら、見てみな、外」
「わぁ…」
そう。
外は驚く程の白銀の世界が広がっていて…。
スマホに速報でやってきたニュースでは、交通網は大混乱…とおおげさなタイトルがついていた。
大体、今時土曜出勤だなんてナンセンスなんだよ。
そう心で毒づいてから、彼女に現状を説明する。
「課長から連絡あったんだ。製造レーンもストップするから、自宅待機してくれって」
「は…」
「は…?」
「早く言ってくださいよ〜!今まで無遅刻無欠勤の皆勤賞だったのにって青くなったじゃないですか!」
「んー…それは、まぁ、そうなんだけど。俺も、浮かれてるんだよ。お前と一緒にいれて…」
「っ!」
モコモコの可愛いパジャマ姿で文句を言われても、逆効果。
「みーなーみ」
「いや!」
「こっち、向いて?」
「……〜!」
「いやなの?」
「……い、や…じゃな…」
「じゃ、ほら…こっちおいで」
「ん…」
わざと猫なで声を出して甘えてみれば、満更でもない様子で、俺の傍にやって来る。
「今度は何?」
「し!仕事!!もう遅刻ー!」
「あぁ、それなら心配ない」
「へ?」
「ほら、見てみな、外」
「わぁ…」
そう。
外は驚く程の白銀の世界が広がっていて…。
スマホに速報でやってきたニュースでは、交通網は大混乱…とおおげさなタイトルがついていた。
大体、今時土曜出勤だなんてナンセンスなんだよ。
そう心で毒づいてから、彼女に現状を説明する。
「課長から連絡あったんだ。製造レーンもストップするから、自宅待機してくれって」
「は…」
「は…?」
「早く言ってくださいよ〜!今まで無遅刻無欠勤の皆勤賞だったのにって青くなったじゃないですか!」
「んー…それは、まぁ、そうなんだけど。俺も、浮かれてるんだよ。お前と一緒にいれて…」
「っ!」
モコモコの可愛いパジャマ姿で文句を言われても、逆効果。
「みーなーみ」
「いや!」
「こっち、向いて?」
「……〜!」
「いやなの?」
「……い、や…じゃな…」
「じゃ、ほら…こっちおいで」
「ん…」
わざと猫なで声を出して甘えてみれば、満更でもない様子で、俺の傍にやって来る。