碧眼の副社長は愛をささやく
「これなど、お似合いになると思いますわ」

それまで控えていた、少し年配の女性が、
トレーにネックレスを持って来てくれた。

「着けてみて」

「そうね」

エリックにも促され、ネックレスを着ける。

大きな宝石が3つ連なったデザイン。

「素敵ね」

鏡の前に促され、映った自分にほおっとなる。

昔ながらのデザインを生かしながらも、
カッティング技術などは、現在の技術が使われている。
その高度な完成度に、魅了される。
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